実家から引っ越しする荷造りガイド|やること・持っていくもの・残すもの

【この記事の要点】
実家から一人暮らしへ引っ越すときは、いきなり荷造りを始めるのではなく、新居の収納量を確認し、荷物を「持っていく・実家に残す・処分する」に仕分けることがポイントです。
本記事では、引っ越し前にやることから荷造りのスケジュール、持っていくものの判断基準、新居で荷物が入りきらない場合の対処法まで解説します。
実家を出て、いよいよ一人暮らし。
でも、引っ越しって何から始めればいい?
実家からの引っ越しは、一般的な住み替えとは少し違います。
これまで自分の部屋に置いていた荷物を、新居へすべて持っていけるとは限らないからです。
子どもの頃からの思い出の品や、いつか使うかもしれない物など、長年暮らしてきた実家には想像以上にたくさんの荷物があります。
この記事では、実家から引っ越す前にやることから、持っていくもの・残すものの判断基準、荷造りのスケジュール、新居で荷物が入りきらない場合の対処法まで解説します。
1. 実家から一人暮らしへ。引っ越し前にやること
実家から一人暮らしへ引っ越すときは、いきなり段ボールに荷物を詰め始めるのではなく、
まず「新居の収納を確認する→荷物を仕分ける→不用品を処分する→荷造りする」という順番で進めましょう。
特に重要なのが、新居に持っていく荷物を先に決めることです。
1-1. 新居の収納スペースを「現実的」に把握する
実家から引っ越す際にありがちな失敗が、
「今ある荷物を全部持っていこう」と考えてしまうことです。

実家では自分の部屋だけでなく、押し入れや物置などに荷物を保管できる場合があります。
しかし、一人暮らしの新居では、収納スペースが限られていることもあります。
引っ越し前に、
- クローゼットの大きさ
- 収納棚の数
- ベッド下などの収納スペース
- キッチンの収納
- 新居に置ける家具の大きさ
などを確認しておきましょう。
1-2. 「実家に置いていくもの」は家族と相談する
これは実家に置いていけばいい
と、自分だけで決めるのは避けましょう。
あなたが引っ越した後、家族がその部屋を別の用途で使いたいと考えているかもしれません。
思い出の品や大型の趣味用品などを実家に残す場合は、
- 何を残すのか
- どこに置くのか
- いつまで置くのか
を家族と相談しておくと安心です。
1-3. 新生活で本当に使うものを考える
これから始まるのは、一人暮らしという新しい生活です。
これまで必要だった学習机、大量の参考書、部活動の道具などは、今後の生活では使わないかもしれません。
荷造りは、「過去の自分に必要だったもの」と「これからの自分に必要なもの」を分ける機会でもあります。
2. 失敗しないための「実家からの引っ越し荷造り」スケジュール
荷造りは引っ越し直前にまとめて行うのではなく、
1か月ほど前から少しずつ進めると余裕を持って準備できます。

【4週間前】不用品を処分する
本格的な荷造りの前に、まず「物を減らす」ことから始めましょう。
- 大型ゴミの処分を手配する:
家具や自転車などは、処分方法を早めに確認します。 - 不要な本や服を整理する:
売却や譲渡なども選択肢になります。 - 思い出の品を整理する:
すべて持っていくのではなく、今後も保管したいものを選びます。
荷物を減らしてから荷造りすれば、段ボールの数も減らせます。
【3週間前】使用頻度の低いものから荷造り
まずは、普段使わないものから箱詰めします。
- シーズンオフの衣類
- アルバム
- 趣味の品
- 使用頻度の低い本
- 予備の寝具やタオル
この段階で段ボールやガムテープ、緩衝材なども準備しておきましょう。
【2週間前】日常生活に必須ではないものを荷造り
次に、普段使うものの中から、引っ越しまで使わないものをまとめます。
調理器具や予備の生活用品なども、必要最低限を残して箱詰めしておくと、直前の作業が楽になります。
【3日前〜前日】「即戦力ボックス」を作る
引っ越し初日に必要なものは、1つの箱やバッグにまとめておきます。
- カッター(荷造りした箱の開封用)
- トイレットペーパー
- カーテン
- スマホの充電器
- 1日分の着替え
- 洗面用品 など
3. 実家から引っ越すとき、持っていくもの・残すもの・捨てるもの
実家から一人暮らしするときの荷物は、すべて新居へ持っていく必要はありません。
「持っていく・実家に残す・処分する」の3つに分けると判断しやすくなります。

3-1. 新居へ持っていくべきもの
基本的には、新生活で使うものを優先します。
例えば、
- スマートフォンやPC
- 仕事・勉強に使うもの
- 日常的に着る衣類
- スーツや礼服
- 毎日使う生活用品
- 使い慣れた寝具や身の回り品
などです。
3-2.実家に残してもよいもの
帰省したときに使うものや、思い出の品などは、実家に残す方法もあります。
例えば、
- 卒業アルバム
- 手紙
- 昔の写真
- 大型の趣味用品
- 帰省時だけ使うもの
などです。
3-3. この機会に処分すべきもの
いつか使うかもしれない
という理由だけで、すべてを残す必要はありません。
例えば、
- 数年間使っていない服
- すでに役目を終えた教科書
- 壊れているもの
- 大量に余っている日用品
- 今後使う予定のないもの
などは、処分を検討しましょう。
4. 効率的な引っ越し荷造りテクニック
段ボールは「何を入れるか」だけでなく、
「どれくらいの重さになるか」と、
「新居のどこへ置くか」
まで考えて詰めると、荷解きがスムーズになります。
4-1. 荷造り段ボールの「重さ」を管理する
本や食器などの重いものを、大きな段ボールいっぱいに詰めると運びにくくなります。
- 重いもの:小さめの段ボール
- 軽いもの:大きめの段ボール
というように使い分けましょう。
4-2. 段ボールに「新居での行き先」を書く
段ボールには、
- 中身
- 新居で置く場所
を分かりやすく書いておきます。

例えば、
- 「冬服/クローゼット」
- 「食器/キッチン」
などです。
5. 実家からの引っ越し後に困る「収納が足りない」問題
実家から持ってきた荷物を厳選したつもりでも、新居の収納に入りきらないことがあります。
そんなときは、すぐに捨てるのではなく、使用頻度や保管場所を見直してみましょう。

5-1. 一人暮らしの収納は限られている
実家では自分の部屋以外にも荷物を置ける場所があったかもしれません。
一方、一人暮らしでは限られた収納スペースで生活することになります。
そのため、引っ越し前に厳選した荷物でも、
思ったより収納に入らない
ということがあります。
5-2. すべてを実家に戻す必要はない
新居に入りきらない荷物を、すべて実家に戻す方法もあります。
ただし、実家に置いておく場合は、家族の了承を得る必要があります。
また、自分の荷物を実家に戻すことで、せっかく整理した部屋が再び物置になってしまうこともあります。
5-3. トランクルームという選択肢もある
例えば、季節外の衣類や思い出の品、大型の趣味用品など、すぐには使わないものの手放したくない荷物は、トランクルームなどに保管する方法があります。
新居の収納を圧迫せず、実家にも荷物を残さずに済むため、荷物の量と生活スペースのバランスを取りやすくなります。
6. まとめ:実家からの引っ越しは「荷物を選ぶこと」から始めよう
実家から一人暮らしへ引っ越すときは、いきなり荷造りを始めるのではなく、
まず新居の収納量を確認し、
荷物を「持っていく・実家に残す・処分する」に分けることが大切です。

【今回のポイントのまとめ】
- 新居の収納スペースを確認する
- 引っ越し前に荷物を仕分ける
- 持っていくものは新生活で使うものを優先する
- 実家に残す場合は家族に相談する
- 使っていないものは処分を検討する
- 荷造りは使用頻度の低いものから始める
- 引っ越し初日に必要なものは別にまとめる
- 新居に入りきらない荷物は別の保管方法も検討する
実家からの引っ越しは、単に荷物を運ぶだけではありません。
これまでの生活で増えた荷物を整理し、これからの暮らしに必要なものを選ぶ機会でもあります。
「何から始めればいいか分からない」と感じたら、まずは部屋の中を見渡して、
新居に持っていく? 実家に残す? それとも処分する?
と一つずつ考えてみましょう。
新生活のスタートを、できるだけ身軽に迎えることができます。
