子供のサイズアウト服の収納術|捨てずにスッキリ!カビさせない保管と処分のコツ

気づけばクローゼットの奥にぎゅうぎゅうに詰まっている小さなTシャツやベビー服、キッズ服。
まだきれいだし、もしかしたら下の子が着るかも
思い出があって捨てられない
そう思って取っておいた服が、いつの間にかかなりの量になっているご家庭は少なくありません。
一方で、今着ている服のスペースが足りず、衣替えのたびに収納ケースを入れ替えたり、押し入れを整理し直したりしていませんか?
特にマンション暮らしの場合、収納スペースには限りがあり、「とりあえず取っておく」が積み重なると、生活空間の余裕があっという間になくなってしまいます。
子供のサイズアウト服の収納は、「捨てる」か「詰め込む」かの二択ではありません。
大切なのは、「サイズアウトした子供服の鮮度(状態)を保つケア」と「これからも着る服と、しばらく出番のない服の場所を分ける」ことです。
この記事では、子供のサイズアウト服をカビや黄ばみから守る具体的な保管テクニックと、無理なくスッキリ暮らすための収納の考え方を解説します。
子供のサイズアウト服の収納に悩む家庭が多い理由

子供のサイズアウト服の収納に悩むのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、多くの家庭が同じ壁にぶつかっています。
まず、子供の成長は想像以上に早いものです。
シーズンしか着なかった服が、翌年にはもう小さくなっていることも珍しくありません。
さらに、お祝いでもらった服や、お下がり、セールでまとめ買いした服などが加わり、気づけば枚数はどんどん増えていきます。
まだきれいだから取っておこう
二人目ができたら使えるかも
という気持ちも自然なものです。
その結果、“今は着ないけれど手放せない服”が増え、収納スペースを圧迫してしまうのです。
つまり問題は、片付けが下手なことではなく、「物の量が家の収納キャパシティを超えている」ことにあります。
【実践編】子供服を数年後もキレイに着るために!保管前の「3つのケア」
収納場所を考える前に、まず知っておきたいのが「保管の状態」です。
「とりあえず衣装ケースに入れただけ」の場合、いざ数年後に開けたら「黄ばんでいて着られない」「カビが生えていた」という悲しい事態になりがちです。

1. 「しまい洗い」で目に見えない汚れを落とす
一見きれいに見えても、一度でも袖を通した服には「皮脂汚れ」が付着しています。
これが時間が経つと酸化し、頑固な「黄ばみ」の原因になります。
保管する前には、必ずもう一度洗濯をする「しまい洗い」を行いましょう。
首元や脇などは、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをしておくと安心です。
2. 防虫剤は「子供服の上」に置く
防虫剤の成分は空気よりも重いため、上から下へと広がります。
服の間に挟み込むのではなく、一番上に置くのが効果的です。
また、種類の違う防虫剤を併用すると化学反応でシミができることがあるため、同じメーカーのもので統一しましょう。
3. ラベリングで「未来の自分」を助ける
サイズアウト服は「いつか使う」時まで開きません。その「いつか」が来た時に困らないよう、収納ケースには以下の情報を書いたマスキングテープなどを貼っておきましょう。
- サイズ(例:80cm)
- 季節(例:夏物・半袖)
- 性別(兄弟構成が変わる可能性があるため)
- アイテム(例:ロンパース、アウター)
子供のサイズアウト服の収納方法は主に4つ|判断基準つきで解説
ケアができたら、次は「どこに、どう置くか」です。
大きく分けて4つの選択肢があります。

① 思い切って処分する
もっともシンプルな方法です。
今後着る予定がなく、思い入れも強くない服であれば、手放すことで一気にスペースが空きます。
- 向いている家庭: 二人目の予定がない、写真で思い出を残している、クローゼットが完全に限界
- 向いていない家庭: 兄弟に着せる可能性がある、思い出への気持ちが強い、後悔しやすいタイプ
② フリマアプリやリサイクルに出す
状態が良いブランド服などは、売却という選択肢もあります。
ただし、現実的には「出品の手間」と「売れるまでの時間」がかかります。
例えば、0〜3歳までの服は上下合わせて100枚以上になることも。
そのすべてを撮影・出品・梱包するのは、かなりの労力です。
- 向いている家庭: 時間に余裕がある、ブランド服が多い、少量ずつ整理できる
- 向いていない家庭: 共働きで忙しい、枚数が多すぎて手が回らない
③ 自宅でまとめて保管する
もっとも一般的なのが、自宅での保管です。
衣装ケースや段ボールにまとめて、押し入れやクローゼットに収納します。
目安として、0〜3歳までの衣類で段ボール2〜4箱分。
兄弟分を想定すると倍近くになるケースもあります。
- 向いている家庭: 押し入れに余裕がある、定期的に換気・虫干しができる、保管期間が短い(半年〜1年)
- 向いていない家庭: 収納がすでにパンパン、湿気が多い、いつまで保管するか未定
④ 別の場所で保管する(生活空間と分ける)
「今は使わない」サイズアウト服を、トランクルームなどの外部収納サービスで保管する方法です。
頻繁に出し入れする物ではないため、生活の中心から少し離しても不便はほとんどありません。
その分、クローゼットや押し入れに圧倒的な余白が生まれます。
- 向いている家庭: マンションで収納が少ない、二人目を予定している、捨てられないが家を広く使いたい、服をカビさせたくない
- 向いていない家庭: すべてを家の中に置いておきたい、物量が極端に少ない
自宅で子供のサイズアウト服を収納する際の注意点|よくある失敗例4
自宅保管は手軽ですが、実は「服をダメにしてしまう」失敗も起こりやすい方法です。
実際によくあるトラブルを整理します。

① 圧縮袋に入れたまま数年…生地が傷む
「コンパクトになるから」と、サイズアウト服をすべて圧縮袋に入れて押し入れへ。
これは多くの家庭がやっている方法です。
しかし、長期間圧縮したままだと、生地が硬くなる、シワが取れにくくなる、プリント部分が劣化するといったトラブルが起きやすくなります。
② 押し入れの湿気で黄ばみ・カビ
特にマンションの北側の部屋や押し入れは、湿気がこもりやすい場所です。
防虫剤を入れていても、湿気対策が不十分だと「白い服の首元が黄ばんでいた」「うっすらカビ臭がする」「黒い点々がついていた」ということも。
「取っておいたのに、いざ下の子に着せようと思ったら全滅だった」というのは、精神的にもショックが大きいものです。
③ 「とりあえず取っておく」が積み重なる
サイズアウト服だけでなく、季節家電、行事用品、子供の作品、思い出グッズも同じ押し入れに集まっていませんか?
問題は、一つひとつの物ではなく、積み重なった総量です。
段ボール3箱分のサイズアウト服があるだけで、押し入れの一角を数年間使い続けることになります。
その間、「今使う物の収納が足りない」「なんとなく狭い」というストレスを抱え続けることになります。
増え続ける子供服の収納ポイントは“使用頻度”で分けること|空間は未来のためではなく「今」のためにある
子供のサイズアウト服の収納を考えるとき、多くの人は「どこに詰め込むか」を先に考えます。
けれど、本当に大切なのは「詰め方」ではなく、「どのくらいの頻度で使う物か」を分けることです。

家の中心に置くべきなのは「今使う物」
家の収納スペースは、無限ではありません。
だからこそ、優先順位が必要です。
毎日使う物、毎週使う物、シーズン中は頻繁に使う物。
こうした“今の生活を支えている物”こそ、取り出しやすい場所にあるべきです。
一方で、サイズアウト服の多くは、「もしかしたら、いつか使うかもしれない物」です。
この“いつかゾーン”が、家の中心を占め始めると、暮らしは少しずつ窮屈になります。
「未来のため」に今を圧迫していないか
子供の服を取っておくのは、とても自然なことです。
愛情があるからこそ、簡単には手放せません。
でも、その未来のための保管が、今のクローゼットを常にパンパンにし、衣替えのたびに大変な思いをさせ、「なんとなく家が狭い」と感じる原因になっているとしたら、少し立ち止まって考えてもいいかもしれません。
家は、本来「今の家族が心地よく過ごす場所」です。
未来のために今を我慢し続ける必要はありません。
このバランスが取れたとき、収納は「我慢」ではなく「選択」になります。
大切な子供服を劣化させず、家を広くするなら「トランクルーム」という選択肢
「今使う物」と「いつか使うかもしれない物」を分けたい。
でも、捨てるのは嫌だ。
そう考えたとき、有力な選択肢となるのが「家の外のクローゼット(トランクルーム)」です。
最近は、単なる物置ではなく、空調設備が整った屋内型トランクルームを利用する家庭が増えています。
その理由は「広さ」だけではありません。

理由1:温度・湿度が管理されているから「服が傷まない」
自宅の押し入れで最も怖いのは、湿気によるカビやダニの発生です。
空調完備のトランクルームであれば、一定の温度・湿度が保たれているため、デリケートな子供服や思い出の品を、カビや黄ばみのリスクから守ることができます。
「数年後もきれいな状態で着せたい」という願いを叶えるには、実は自宅よりも適した環境と言えます。
理由2:生活スペースに「余白」が生まれる
サイズアウト服の段ボールがなくなるだけで、クローゼットには驚くほどの余白が生まれます。
ぎゅうぎゅうのストレスから解放され、毎日の洗濯物の片付けや衣替えがスムーズになる。
その「心の余裕」は、月額数千円以上の価値があるかもしれません。
まとめ|子供のサイズアウト服の収納は“空間づくり”が鍵

子供のサイズアウト服の収納は、単なる片付けの問題ではありません。
「捨てるか、詰め込むか」の二択ではなく、
「大切な服を最良の環境で守りながら、今の暮らしも快適にする」という第三の選択肢があります。
- しっかり洗ってケアをする
- 今の生活に必要なスペースを確保する
- 入り切らない「未来の服」は、環境の整った場所に預ける
大切な思い出を守りながら、毎日の暮らしを少しでも快適にする。
そのために、保管方法や保管場所を見直してみるのも一つの方法です。
あなたの家庭にとって無理のない、心地よい収納の形を見つけてみてください。
\しばらく使わない子供服の保管場所にお悩みの方へ/
