大切な記憶を未来へつなぐ:アルバムづくりと写真整理の楽しみ方
日々、写真や動画が簡単に撮れる時代。とても便利になったけれど、無限に増えていく写真や動画の扱い方に戸惑う人もいらっしゃるのでは?
とくに、子育てが一段落し、いつのまにか実家から巣立っていったシニア世代。夫婦ふたりの時間が増えてきたそんな今だからこそ、家族の思い出が詰まったアルバムを見返す時間が、何より心を豊かにしてくれます。
「昔の写真がたくさんあって整理しきれない」
「最近のスマホ写真はどう扱えばいいの?」
そんな悩みを抱える70代のご夫婦に向けて、写真整理の楽しみ方やアルバム作りの工夫、保管のポイントをご紹介します。

1. 写真整理の第一歩は“分ける”ことから
まずは、今ある写真をざっくり分類してみましょう。
- 年代別(昭和〜平成、令和ごと)
- イベント別(運動会、七五三、旅行など)
- 家族別(長男編、長女編、孫たち編など)
一気に整理しようとせず、「今日はこの一山だけ」と少しずつ取り組むのがポイントです。
写真を見返すうちに思い出話に花が咲き、懐かしい気持ちとともに、心が温かくなるはずです。
2. アルバムのテーマを決めて、楽しく作成
アルバムを1冊ごとに「七五三特集」「お盆の帰省」「家族旅行の思い出」といったテーマでまとめると、見返すときの楽しさが倍増します。
昔の写真にコメントやエピソードを添えたり、日付や年齢を書き添えたりすることで、「物語としてのアルバム」が完成します。
「このときパパが…」「この写真のあと泣いたよね」など、家族の記憶を次の世代に残すきっかけにもなります。
3. デジタル写真も紙に残そう
スマートフォンやデジカメで撮影した写真は、フォルダに溜まりっぱなし…という方も多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、フォトブックサービス(例:しまうまプリント、TOLOTなど)。
スマホに入った写真を選ぶだけで、コメント付きのオリジナルアルバムを手軽に作れます。
紙に残すことで、家族と一緒にページをめくる楽しさが再び味わえます。
4. アルバムが増えてきたら、保管にもひと工夫
大切なアルバムを長くきれいに残すためには、保管場所や方法にも気を配りましょう。
◎ポイント1:湿気の少ない場所に置く
押し入れの奥よりも、風通しの良いリビング近くの棚などが理想です。
防湿剤や乾燥剤を一緒に置いておくと安心です。
もし、ご自宅の棚がいっぱいになってしまったら、ご自宅に置いておきたいものと、しばらくはしまっておいてよいものとを仕分けして、空調が管理されたトランクルームに保管するのも一つです。
◎ポイント2:立てて収納 or 平積み?
- 少数なら立てて収納して背表紙で見分けやすく。
- 多い場合は平積みでもOK。ただし重さで潰れないように、冊数ごとに紙を挟むと良いでしょう。
◎ポイント3:専用ボックスにラベリング
市販の収納ボックスに「子ども編」「孫編」などと分類しておくと、見たいときにすぐ取り出せて便利です。
5. 写真は家族をつなぐツール
昔のアルバムをスマホで撮って、子どもや孫に送るだけでも会話が広がります。
「お母さんの小さい頃ってこんな感じだったの?」と、次世代にも家族の歴史が伝わる機会に。
アルバムは「見るための記録」ではなく、「話し合うための宝物」。
誕生日や帰省のタイミングで、家族と一緒にページをめくる時間を楽しんでみてください。
まとめ
写真整理やアルバム作りは、単なる作業ではなく、家族の絆を深める素敵な時間です。
シニア世代だからこそできる“アルバムの綴じ方”があり、“伝えられる思い出”があります。
無理なく少しずつ、自分のペースで。
今ある宝物を未来につなぐアルバムづくり、今日からはじめてみませんか?
